ラジオゾンデの歴史

雲粒子ゾンデHYVIS(強制吸引型)(1989年)

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当社が気象研究所(MRI)と共に開発した特殊ゾンデです。

HYVISとは HYdrometeor VIdeoSondeの略で、雲粒子を撮影し、その画像を伝送する非常にユニークなゾンデです。無線器は気象援助局の1680MHzを使用しますが、非常に広帯域を必要とする為、実験局で運用されます。

実験的に作られ、改修を繰り返してきたため正確な開発年度は不明です。
モデルとしては大きく分けて、通常型、夜間型、強制吸引型、非接触型の4種類が存在します。

雲粒子を直接観測できる測器は世界的にも珍しく、現在でも研究者からの要望により受注生産を行っています。