D-49E型等感度方向探知機(1950年)
D-44型最大感度式方向探知機に代わるゾンデ受信機として1952年に完成したのがD-49E型等感度方向探知機です。
ゾンデから発せられる408MHzの電波を4本の八木アンテナで受け、それらアンテナの受信感度が等しくなる方向をゾンデの方向として検出しました。
その当時の試験結果によると、誤差は方向角で2.2°高度角で1.4°であり、実用的な観測データが得られるようになりました。アンテナ方向の制御はオペレーターがハンドルを回し、手動でおこなっていました。
昭和25年製 気象庁 気象測器検定試験センター保管
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