超小型衛星特集

超小型衛星開発チームの声

超小型衛星は大型衛星と比べ製作コストが大きく抑えられることが特徴であり、これによって日本をはじめとして世界中の様々なグループに超小型衛星を打ち上げるチャンスが広がりました。しかし、超小型衛星とはいえ過酷な宇宙環境で正確なレスポンスを求められる以上、より確実な品質が求められます。

我々、明星電気には観測機器をはじめとする数多くの衛星搭載機器の納入実績があります。また、熱真空試験、振動試験等の試験設備も充実しております。
超小型衛星に携わる全ての皆様にとって、明星電気は良きパートナーとして確かな技術で期待に応えます。

超小型衛星開発チーム

後列左から 装置開発部 渡邉拓男 田中勲
前列左から 装置開発部 水本訓子 田中圭 堀越昭男

設計チーム:田中勲

弊社の超小型衛星は、品質を確保しながら民生部品を最大限活用し各要素の試作検討を行い、衛星全体として作り上げるためのノウハウを習得中です。機体系、電力電源系、姿勢制御系、通信系、熱制御系等について試作による実績を積み上げて、観測機器の観測機器主体による観測機器のための超小型衛星の実用化を目指します。

要素評価チーム:渡邉拓男

熱真空試験は、宇宙機器にとって必須な試験項目ですが、もっとも大がかりで時間のかかる試験です。この試験装置を自社で持つことにより、より細かな、より複雑な試験が可能になります。
また受託試験については、製造メーカならではのアドバイスなどさせていただき、目的に沿った試験が行えるのではないかと考えています。

明星電気の設備の紹介

振動試験装置
  • 加振力(サイン):100kN
  • 試験範囲:低周波衝撃~ランダム振動
  • 有効テーブル寸法:600×600mm
  • クリーンルーム標準設備(クラス10万以下)
小型スペースチャンバ
  • シュラウド内寸法:φ1100×L1500mm
  • 到達圧力:1.33×10-5Pa/5時間以内
  • ベースプレート制御温度:-100~+100℃
  • オイルフリー・コンタミパネル有り
簡易EMC試験設備
  • シールドルーム:w2m×D3m×H2m
  • 試験項目:CE/CS
  • 貫通コンデンサ, 電流プローブ, 銅テーブル
  • PCによるデジタルデータの保存

明星電気の製品の紹介

  • モニタカメラ
  • GPS受信機
  • 高圧電源
  • 磁気トルカ
  • リアクションホイール
  • 放射線モニタ
  • 粒子検出器
  • QCM
  • 磁気センサ
  • 送受信機